※2012年12月1日より新ブログに移行しました。
>>>現行ブログ free to write WHATEVER I like
⇒2019年にさらにWordpressに移行しました。
>>>現行HP シャイン経営研究所(中小企業診断士・谷藤友彦)
⇒2021年からInstagramを開始。ほぼ同じ内容を新ブログに掲載しています。
>>>Instagram @tomohikoyato
   新ブログ 谷藤友彦ー本と飯と中小企業診断士
Top > 生涯学習 アーカイブ
<<前の3件 次の3件>>
June 05, 2006

【ミニ書評】倉内史郎、鈴木眞理編著『生涯学習の基礎』

拍手してくれたら嬉しいな⇒
 知識が経済的にも(知識資本主義)社会的にも(知識社会)重要な意味を持つならば、私達は生涯を通じて学習し続けなければならない。

生涯学習の基礎生涯学習の基礎
鈴木 眞理 梨本 雄太郎 永井 健夫

学文社 2011-03

Amazonで詳しく見るby G-Tools

 倉内史郎、鈴木眞理編著。「基礎」というタイトルの通り、生涯学習の教科書である。しかし、教科書にしては内容が薄いというのが私の印象。誰を対象とした教科書(教養課程で生涯学習論を学ぶ学生なのか、実社会で生涯学習活動に関係している、あるいはこれから携わろうとしている人なのか)なのかも不明である。

 日本の生涯学習については、とりわけ戦後の社会教育行政との関連を論じることが重要だが、その点は最後の方になって少しだけ触れられるに過ぎない。また、生涯学習が行われる場は非常に多様であるにもかかわらず、学校や社会教育施設(公民館など)における生涯学習に多くのページが割かれており、偏りを感じる。もっとバランスの取れた本としては、佐藤一子著『生涯学習と社会参加―おとなが学ぶことの意味』がある。
March 27, 2006

レスター・C・サローの名言

拍手してくれたら嬉しいな⇒
 「賃金格差の広がりに対する正しい対応策は、技能格差を縮小することである。経済格差の広がりは、グローバリゼーション、資本主義、そして知識資本主義によるという議論は正しくない。正しい対応策とは教育と技能水準を上げることである。これはつまり全員が生活の糧となるような技能を身につけ、生涯にわたって新しい技能を収得していくことに前向きに努力していくことである。十八や二十二歳までに収得した技能で、生涯生活できるということは稀となるであろう。『生涯教育の実施』は現実のものであり、よく話題にのぼるが、さして実行されない単なる標語ではないのである。」
(レスター・C・サロー著、三上義一訳『知識資本主義』ダイヤモンド社、2004年)
 レスター・C・サロー
 1938年生まれ。68年よりマサチューセッツ工科大学経済・経営学教授。87年から93年にかけて同大スローン・スクール経営大学院長を務めた。経済学の世界的権威であり、グローバリズムに対して肯定的な見方をしている。

 日本でも格差社会が話題となっているが、最近の賃金格差拡大は様々な要因が絡み合って引き起こされているので、因果関係を特定するのが容易ではない。引用文のように、グローバリゼーション、資本主義、そして知識資本主義のせいではない、と言い切れるかどうかも解らない。

 ただ、これからの知識資本主義の時代は、知識(ここでいう知識は、学校教育で教えられる知識のことではない。顧客に対して価値を提供することができる源泉となる知識のことである)を持たない人間にとっては厳しい時代になることは確実である。実は、ドラッカーも20年ほど前から似たような指摘をしている。「生涯教育」は確かに必要だが、教育制度が整備されるのにはまだ時間がかかる。それまでは各々が「生涯学習」を自発的に行うしかない。このことに気づいている者とそうでない者との間で、今後さらに賃金格差が拡大する可能性が高い。

知識資本主義知識資本主義
レスター・C・サロー 三上 義一

ダイヤモンド社 2004-09-10

Amazonで詳しく見るby G-Tools
February 20, 2006

飯田亮の名言

拍手してくれたら嬉しいな⇒
 「私は以前、ある著名な医師と懇談をしたことがあります。そのとき、医師にこう言いました。
 『頭のよい医者とは、意欲のある医者ではないでしょうか』
 相手は大きく頷いて答えました。
 『まさしくそうです。この患者の病気は俺が治してやろう、自分の手で治すんだという意欲が医療の向上につながるし、またそういう医師こそが頭がよくて成長する医師なんです』
 …人間的な成長と、その人の意欲には深い関係があると思ってきましたが、医師の言葉によって、裏づけられたような気がしました。
 私は、頭がいいと思っています。なぜなら、私は人一倍意欲が盛んだからです。
 …『青春とは人生のある時期をいうのではない。心の様相をいうのだ』
 サミエル・ウルマンのこの有名な詩は、若さについてのみならず、頭脳の活性化についてもあてはまるものだろう。」
(宮本惇夫構成『セコム 飯田亮の直球直言 むずかしく考えるな 楽しくやれ』)
 飯田亮(いいだまこと)
 1933年東京生まれ。29歳の時、大学の同窓生と日本初の警備保障会社である「日本警備保障株式会社(現セコム)」を創業。現在、セコム取締役最高顧問。

むずかしく考えるな 楽しくやれ―セコム飯田亮の直球直言むずかしく考えるな 楽しくやれ―セコム飯田亮の直球直言
飯田 亮 宮本 惇夫

日本実業出版社 1999-05

Amazonで詳しく見るby G-Tools