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March 27, 2006
レスター・C・サローの名言
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「賃金格差の広がりに対する正しい対応策は、技能格差を縮小することである。経済格差の広がりは、グローバリゼーション、資本主義、そして知識資本主義によるという議論は正しくない。正しい対応策とは教育と技能水準を上げることである。これはつまり全員が生活の糧となるような技能を身につけ、生涯にわたって新しい技能を収得していくことに前向きに努力していくことである。十八や二十二歳までに収得した技能で、生涯生活できるということは稀となるであろう。『生涯教育の実施』は現実のものであり、よく話題にのぼるが、さして実行されない単なる標語ではないのである。」レスター・C・サロー
(レスター・C・サロー著、三上義一訳『知識資本主義』ダイヤモンド社、2004年)
1938年生まれ。68年よりマサチューセッツ工科大学経済・経営学教授。87年から93年にかけて同大スローン・スクール経営大学院長を務めた。経済学の世界的権威であり、グローバリズムに対して肯定的な見方をしている。
日本でも格差社会が話題となっているが、最近の賃金格差拡大は様々な要因が絡み合って引き起こされているので、因果関係を特定するのが容易ではない。引用文のように、グローバリゼーション、資本主義、そして知識資本主義のせいではない、と言い切れるかどうかも解らない。
ただ、これからの知識資本主義の時代は、知識(ここでいう知識は、学校教育で教えられる知識のことではない。顧客に対して価値を提供することができる源泉となる知識のことである)を持たない人間にとっては厳しい時代になることは確実である。実は、ドラッカーも20年ほど前から似たような指摘をしている。「生涯教育」は確かに必要だが、教育制度が整備されるのにはまだ時間がかかる。それまでは各々が「生涯学習」を自発的に行うしかない。このことに気づいている者とそうでない者との間で、今後さらに賃金格差が拡大する可能性が高い。
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