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   新ブログ 谷藤友彦ー本と飯と中小企業診断士
December 11, 2005

中小企業診断士・口述試験レポート(1)−試験の注意点(服装など)&様子編

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 中小企業診断士の口述試験を受けてきました。これで資格取得のための学習に一区切りがつきました。口述試験の様子や試験内容についてお伝えしたいと思います。

 まず、口述試験においては次の2点が暗黙の了解とされています。誰もこのことについてはあまり言及しないので(言わないから「暗黙の了解」なのですが…)、注意する必要があります。

○口述試験はスーツで受験する。
 私が見た受験生は全員当然のごとくスーツ姿で会場に来ていました(私ももちろんスーツでした)。ジーパン姿で受験したら不合格になったという話を以前に聞いたことがあります。

○口述試験の内容は筆記試験の内容に関連して出題されるが、試験中に筆記試験の問題を見ることができないため、事例を暗記しておく必要がある
 自分で作成した資料やメモを見ることができないのはもちろん、試験官から問題を見せてもらえるわけではありません。よって、必然的に筆記試験の4つの事例の内容を暗記しておくことが求められます。

 早めに会場に到着したため、しばし待つことに。予備校組が群れで待機する中、独学組の私は一人孤独を感じながら待つというパターンも、1次試験、筆記試験についで3回目なのですが、やはり居心地のいいものではありません。私はじっと座って精神統一をしていました。

 試験開始の30分前に受付が始まるため、頃合を見計らって試験会場に移動。まずは一つ目の待機室に通され、ここで受付が始まるまで待つことになりました。そして受付を済ませ、簡単に注意事項の説明を受けた後、二つ目の待機室に案内されました。ここで案内係が呼び出しに来るのを待ちました。

 案内係の方がいらっしゃり、いよいよ面接室へ。案内係は案内が担当で、待機室と面接室を往来するだけのようです。面接室の近くで、案内係から面接室のレイアウトについての説明がありました。「ドアをノックして入るように」と、懇切丁寧(!!)な助言までしてくださいました。

 面接室に入ると、面接官が3人(いずれも中小企業診断士の方)、部屋の奥に座っていらっしゃいました。部屋の手前側にある椅子に座るとまず、受験番号、氏名、生年月日を聞かれました。次いで面接官の1人から、注意事項の説明がありました。試験時間はおおよそ10分、質問に対する回答時間はおおよその目安ですが2分、そして「あなたはどうぞ中小企業診断士という立場に立ってお答えください」と告げられました。

 この面接官の役割は試験の進行と注意事項の説明のみで、残りの2人が2つずつ質問をするというスタイルでした。私に限らず、質問は全部で4問のようです。緊張の中、何とかそれなりの回答をして10分間の面接を終えました。
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