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February 20, 2006

【ミニ書評】『戦略の定石 戦略の死角(DHBR2006年3月号)』

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Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2006年 03月号Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2006年 03月号

ダイヤモンド社 2006-02-10

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《収録されている主な論文》
 「すべての企業に『利き手』がある」(ジェフリー・ムーア)
 『キャズム』の著者ジェフリー・ムーアの論文。企業は大別すると、主にBtoBのビジネスを展開し、案件ごとに特注製品・サービスを提供する「複雑系モデル」の企業と、主にBtoCのビジネスを展開し、安価な製品を大量に製造・販売する「大量生産モデル」の企業がある。両者の経営資源、業務プロセス、価値観は決定的に異なる。企業はどちらか一方のモデルにしか従うことができないのであって、仮に買収等で両者のモデルを同一の企業の下に収めようとしても、成功する確率は低いと警告する。

 「グローバル競争とリージョナル戦略」(パンカジュ・ゲマワット)
 企業活動がグローバル化するに従って、逆説的ではあるが地域戦略がますます重要になる。トヨタ自動車の事例をもとに、グローバル競争に勝ち抜くための5つの地域戦略を解説する。

 「戦略管理オフィスの活用法」(ロバート・キャプラン、デイビット・ノートン)
 バランス・スコア・カード(BSC)で知られるキャプランとノートンによる論文。企業は魅力的な戦略を立案するだけではなく、戦略の実行プロセスを管理する必要がある。キャプランとノートンは「戦略管理オフィス(OSM:office of strategy management)」を創設することを勧めている。この論文では、そうした「戦略管理オフィス」が果たすべき役割について論じている。

 「『イノベーションの均衡点』を探せ」(マーク・ゴットフレッドソン、キース・アスピネル)
 企業は顧客の絶えざるニーズの多様化に応じるあまり、製品ラインを増やしすぎる傾向にある。多すぎる製品ラインは業務を複雑にし、収益を蝕む。企業は、自社の売上高と利益を最大化する製品やサービスの数、すなわち「イノベーションの均衡点」を発見し、業務プロセスから不要な複雑性を取り除くべきだと主張する。そして、「イノベーションの均衡点」を探すための具体的方法を提案する。

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