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   新ブログ 谷藤友彦ー本と飯と中小企業診断士
January 30, 2006

立花隆の名言

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 「教養を与えるとは、時代を超えて手渡ししていく人類社会の『遺産』の、教える側からすれば『相続人』を育てるということ。学ぶ側からすれば、その『相続人』の一人になる『資格』を得ること。つまり、その時代そのときの人類社会全体が、時代を超えて受け渡していく、知の総体がどうなっているのか。どういうふうに自分たちの世界が構成されていて、どういうふうに世界は動いていくのか、その全体像の把握が教養です。基本的に、それは幅が広い常識と言っていい。…

 そういう遺産の全体像を理解した上で、今度は自分がその相続人の一人として、どこかの部分を支えていく人間になろうとしたとき、それができるようになる基礎的な能力がまた教養なんです。幅広い常識と基礎的能力の両方が教養です。」
(文藝春秋編『教育の論点』)
 立花隆(1940〜)
 ジャーナリスト。東京大学文学部を卒業した後、文藝春秋に入社。しかし2年で退職し(著書『僕はこんな本を読んできた』にはその時の退職届が記載されている)、東京大学文学部に再入学、途中からジャーナリズム活動を行うようになる。政治・組織の権力問題から脳死・宇宙といったサイエンスまでそのジャンルは幅広い。都内に「猫ビル」(ビルの壁に黒猫が描かれている)と呼ばれる書斎兼事務所をもつ。私は東京大学の近くにある古本屋の方に住所を教えてもらい見に行ったことがあるが、住宅街の中で圧倒的な存在感を示している。

教育の論点教育の論点
文芸春秋

文藝春秋 2001-08-31

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